ジュテームと何度も言われて。

この演目の一つの魅力は、衣装と舞台装置が今までにないデザインであること？
じゃないかと思います。
となみちゃんの衣装で考えると、
街中にこの格好で出かけられる!!
という表現が一番じゃないかと。
グリーンの水玉のワンピースが私の一番のお気に入りです!!
特に「オシャレ」なんじゃないかと感じたのは、しなちゃんの衣装。
ちょっと今までの宝塚っぽくないんじゃないか？と思ったけど、
流行りの着方でかわいく着こなしていて、それはそれで好きです。
まず、しなちゃん自体がかわいくて、いつもとなみちゃんの周りをちょこちょこと動き、
ひろみちゃんに懐いてなだめられ、水さんに攻撃を仕掛ける（笑）…
この芝居中、ひっきりなしにしなちゃんばっか見てるわ、私ーッ!!
よく考えれば、幕開きからしなちゃんを見てたな…
優先順位が、となみちゃん、しなちゃん、キムくん、ゆみこさん…
みたいな感じで、観劇前と予定が大幅に違いました；
だってさ、だってさ、
ゆみこさんの出番が少ないぃーっ!!（泣）

で、そんなしなちゃんと一緒にいることの多かったシャルルのひろみくん。
彼はですね、すごく私のタイプです!!
細かく説明してると時間と文字数に限界を感じそうなので書きませんが、
彼からは安定感を感じました。
見ていて、すっごく安心する。
きっとこんな男性に私は惚れるんだろうなとか考えました。。。
（個人的な話ですけど、これで私の惚れる男の三要素が揃った。笑）

セリメーヌの、さゆちゃん。
歌がね、大変そーだぁ…と思いました。
あんな低い声で、どうして歌わせるのだ？
所々、歌詞が聞き取れませんでした…。
かわいらしい貴族の娘さんなのだから、歌もかわいらしくしてあげられなかったのだろうか？

フィラントのキムくん。
…かくかくしかじか、彼の注目率が今回、高し（笑）
ル・サンクのキムくんが、どれもハズレなしのかっこよさ!!
彼はやっぱり歌が武器だ!!と思いました。

ゆみこさんのアルガン。
…意外にかわいくてお茶目な面があるのか!?
現代を生きる人なら、アルガンの現実味のある発言は納得いく人もいるのではないかと。
でもね、あの作品中では跳ね除けられちゃうのよね。。
何せ、夢に生きる人たちの世界が主な見方ですからね。
そーいう話だからしょーがないっ。
最後にマルキーズの幸せを思って身を引くのを男らしいとは思いますが、
あの身の引き方にはちょっと脚本の強引さが隠れている!!と思う。
あとは、マルキーズがジョルジュと幸せになっちゃってる後ろで、
螺旋階段に手をついてうなだれているアルガンくんに、
「あれ、この人意外と現実人間じゃなくてお茶目な部分もあるんじゃ!?」
と一気に親近感が湧きました。
そのうなだれ様がハンパないうなだれ様だったものですから…

そんなアルガンの後ろで、ひたすらあたふたとしている圭子サン!!（笑）
ジョルジュがマルキーズに好きだと言う場面で、アルガンが「おい!!」となっているのに対し、
「どうしましょー!!」という顔の圭子サン。
これからが一番のプロポーズ場面なのに、噴出しそうでした。

あれ、となみちゃんのことぜんっぜん書いてない!!!（ひーっ）
となみちゃんのことは、今度、違う場所で書くとしましょう!!

で、全体の感想。


衣装があんなに現代的だけど、
よく考えたら時代背景ってそんなに最近じゃないよね…？
…矛盾だ!!そこがキムシンなのだと思って、スル～。

賛否両論らしいこの芝居。
私としては、そこまで卑下しないことにします。
どこかしら矛盾のある所は、ぜひとも改善してほしいんですけどね。。。


では、ミロワールは今度にでも。
（といいながら同日中に更新するでしょ～ね。）