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●役作りの為にチエの「陽」の部分を消して屈折した「陰」の部分を出した。
それは私生活からも。休憩時間も、ショーヴランモード!!
みんながワイワイしてる傍らで、屈折している男、チエ・ショーヴラン。
●あすかマルグリットに平手打ちされる時の声が・・・エロいぞ(笑)
●とうこさんとの芝居で笑わないのが凄いですよ^^
●ショーヴランは可哀相な人、とチエ。蛇みたいな性格の人。
●自分にメダルをあげるなら、銀色。
とうこさんに金色を・・・だそうです。
それは、パーシーに勝っている気でいたのに実は負けていた・・・ということで。
●「君はどこに」の歌が一番オススメのシーン。
●あすかちゃんの台詞まわしが本当に上手い。(私の感想)
●「報われることが一度もないんです・・・」と呟くチエの、
しょぼーんとした顔が・・・なんとも寂しそうなのです。
●フィナーレのショーでは「柚希礼音」で出てくれるので、
やっぱ最後は観ているこっちは楽しい!!
こういうところがやっぱり宝塚で幸せな瞬間だな~って思う。
●今後はますます、ショーヴランの気持ちを追い込んでいきたいそうな。
マルグリットをもっと愛していくんだけど、でもその愛も、
純粋な愛ではなく、利用す手駒の愛だそうです。
ショーヴランの生い立ち、そこから来る性格形成、
すべてから考えても、彼はどこか可哀相な人物だと思えてしまう。
他人を見下し、プライドを高く持ち、
その止まらない復讐の思いを自分でも止められずにいる・・・
誰でも持っている憎しみの感情が彼は大きすぎるために、
自分でもどうしようもなくなっているところまできているのでしょう。
その上、誰よりもプライドを持つ彼なのに、
知らぬ間にパーシーに敗北し、マルグリットの愛にも敵わない・・・
最後の最後まで、何にも勝てず可哀相に散っていくショーヴランなのですね。
と、現時点で私は思っています。
「面白い役」だとチエも番組で言っていますが、
私も、パーシーやマルグリットの抱えていく感情も深いと思いますが、
一番はやっぱショーヴランがやりがいのある役だなって思います。