この本は、一週間前に買ってもらいました。
購入理由は、「KY語って本当に必要なのか?」という疑問をちょっとでも解消してみたかったから。
結論は。
うーん、やっぱりKY語の必要性を理解できていないの…かも。
たくさんの人がいる空間で、いかに目の前の仲間にだけ自分の言いたいことが的確に伝わるようになるかと考えられて編み出されたというKY語。いわば隠語。
文節や語の頭文字をローマ字で表現することにより、身内のみの理解を可能とするようです。
代表例が、KY=空気読めない、AM=後でまたね、CB=超微妙、など。
私も、友達との会話やメールで「あの子、あの時の発言KYだったよねー」とか使っちゃったりしましたし、現にブログでも使ったことがあるような気がします。
こんな私でも自覚がないうちに使ってしまっているくらいなので、このKY語がどれだけ現在の社会で普及しているか、想像に及ぶと思います。
言葉を簡略化し、手間を省く。
でも、それでいいの?という気も。
KY語を否定する気も肯定する気もありませんが、少なくともこの本の中に取り上げられているKY語を覚えて使うくらいなら、もっと自分の日本語力を磨こうと思いました。
私たちの身の回りでは、簡略化された単語が「当たり前」になっているものが多数あります。
それを全て否定したくはないけれど、KY語に関しては理解できないなぁと。
そんなことしなくったって、私たちには素晴らしい日本語があるんだ!!と、この本を読みながら思いました。KY語を知ることにより、日本語の大切さを思い知る、といった感じでしょうか。
私の日本語が完璧なわけじゃないし、寧ろ誤字脱字満載で、顔文字だって絵文字だって使うけど、日本人の持つ日本語の心だけは大切にしていきたいなぁと、改めて思ったんです。
間違えないでもらいたいのは、肯定否定の云々じゃなく、日本語って素敵な言葉なだから大切にしていこう!!と思った、ただそれだけのことなんです。
久しぶりに長々と書いたなぁー……
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