『維新回天・竜馬伝!』-硬派・坂本竜馬III-なんといっても、かしちゃん素敵


私としてはとってもお気に入りの竜馬でした

ところどころ面白い要素アリで、ポンポンとお芝居は進んでいく。
その中でかしちゃん扮する竜馬が動き回るんです。
余談ですが、
私の中の坂本竜馬というと、大河ドラマ「新撰組」で江口洋介さんが演じていた竜馬のイメージが濃いんです。
今回のかしちゃんの竜馬がそれとぴったりイメージが一致しているかといえばそうではないですが。
あらゆるところを跳ね回る(私にはそう感じた)かしちゃん竜馬はちょっとがきんちょイメージでそれはそれで可愛かった。
それに、オンとオフ…というか、しっかりとカッコいい所ではキメてくるかしちゃんに惚れ直しました

さて、娘トップのるいちゃんですが。
るいちゃんの声、嫌いではないですが好きでもないです

アニメ声というか…私には高すぎ…??かな

まぁ、でも。
竜馬を想って寄り添う所とかは、娘役だわぁ~って微笑ましくなりました

恋か、片想いか確かめるために竜馬の元へ行くお竜はすごく少女っぽい所があり、「一途な女の子」って感じでグッド

お次に、次期トップの決まっているタニちゃん。
今回、あんまオイシイ所ないなぁ~…。って思いません??
銀橋で歌うシーンくらい??
いつでも竜馬に付き添い、死ぬときも一緒。
まるで影の娘役みたいでした

盟友だもんね、うんうん

歌は、これから頑張ってくれぃ!!
なにせ、「歌の宙組」なのだから(勝手にそう考えるやつ)
番外として、花影アリスちゃん。
どこに出てきても確実に彼女を見つけ出す自信が私にはあります(笑)
ほっそいんだもん

すぐ分かる

今回は台詞ももらい、なんだか女の雰囲気醸し出しながらいい感じ

私の中でポイントアップ

宙娘ではアリスちゃんを一番に応援しようと心に決めた私。
そうそう、暗殺のシーンですが。
もっともっと見えやすく、はっきりして欲しかったかも。
私はるいちゃんばかりみていて、気付けば斬られていた…みたいな。
『ザ・クラシック』-I LOVE CHOPIN-かしちゃんが真ん中で、真ん中で踊ってるよー!!!!
お芝居ではあんまり感じなかったけど、ここにきて初めて背筋がゾクっとする感じを覚えました。そうか…トップなんだなぁ…と。
ショパンの曲がふんだんに…てかショパンだらけ(笑)
これは宝塚初心者の方ならショパンの曲知ってれば入り込めるかも??
まず、ショパンの曲まったく聴いてない人もいないと思うので。
提供作品だけあり、舞台装置も豪華。
出てくるたびに煌びやか。
さすが、ショパン

すごい丸めがねで出てきたかしちゃんにも驚く

とにかくため息が出るショパンの世界。
そして、欠かさずアリスちゃんを探す私(笑)
ソロ歌ってて、オペラグラスで世界はもうアリスちゃん一色

ある程度のショパンの曲のイメージを持っちゃってるショパンファンは、イメージと違うところとか出てきちゃう可能性もアリです。
私もちょこまかとありましたし。
でも十分に楽しめるショーでしたよ。
ネオ・ダンには負けますけど(笑)
締めくくりとして。
これが退団公演なんだなぁ…と思うとなんだか胸が痛くなりました。
最後、光の筋を通り大階段を上がっていくるいちゃんを見送り、銀橋でかしちゃんがお辞儀するその光景に、自然に涙が浮かびました。
この二人、長く続けてほしかったです。
今更悔やんでも遅いですがね…
ついこの間までたかこさんが率いてた宙組じゃないみたい。
この宙組、大好きです

もっかい観たいです!!!
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